■錦鯉到着後、放流までの手順
鯉を池に放流する場合
1.鯉の到着後、ビニール袋を開封せずそのまま池に30分くらい浮かべる。
※直射日光を避け、袋内の水温が上がり過ぎないようにご注意ください。
到着時点で鯉が横になっていたり、弱っている鯉がいた場合は、ただちに袋を開封し、 鯉をバケツや桶などに移してエアレーション(酸素供給)を行ってください。
2.その後、池の水を袋に半分くらい入れて水合わせをする。
3.池に鯉だけを放す。
水槽に放流する場合
1.タライ等にビニール袋から鯉と水を出し、水槽の水を半分くらい入れ水合わせをする。
2.これを何度か繰り返し、水温が同じになるまで時間をかけてください。
3.その後、鯉だけを放す。
■塩水浴について
水1トンに対して塩3〜5キログラムと5グラムのエルバージュを溶かした中に、鯉を3日間ほど入れて下さい。
※水・塩・薬の割合は厳密に守ってください。エルバージュがなければ塩だけでも構いません。
また、塩水浴をしている間は、鯉に餌は与えないで下さい。
池や水槽に直接塩を入れて以前から飼っている鯉共々、塩水浴をするのが一番効果的です。
※塩の割合を守っていただければ、元々飼われている鯉に悪影響が及ぶことはございません。
上記手順の塩水浴が出来ない場合は、購入した鯉だけでも別容器にて塩水浴を行うようにして下さい。
※生産者・業者は、同一施設内の鯉の移動でも必ず塩水浴を行います。
鯉の環境が変わる際にはなるべく塩水浴を行うことが望ましいです。
下記ページにて塩水浴の効能についてもっと詳しく説明してあります。※外部リンク
株式会社キョーリン 山崎研究所 「塩水浴について」
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